工事価格とその内訳
塗装リフォームを行うにあたり、まず一番先に考えるのはその費用ではないでしょうか。
以下に示す図はある一軒の住宅を塗装リフォームするにあたり、
大手ハウスメーカー、中堅ハウスメーカー/リフォーム専門店、個人商店、
そして弊社にご依頼頂いた場合のおよその費用を示しています。
帯グラフ全体の長さが総費用(工事価格)をあらわしています。
また、その内訳の長さが総費用全体に占めるおよその割合を示しています。
大手ハウスメーカー、中堅ハウスメーカー、リフォーム店の場合、
工事価格のうち実際の工事にかかる費用は下請け(孫請け)会社分になります。
各費用の説明
・外注費:下請け会社への発注金額です。お客様から頂く金額の40%〜60%くらいといわれています。
実際の塗装工事に関する費用はこの部分がほとんどを占めることになります。
・人件費:実際に工事を行う職人(足場業者含む場合あり)に支払われる費用です。
ここが少ないと必然的に工期を短くする必要が発生し、全体的に所謂「手抜き」
が発生しやすくなります
・材料費:塗料を主として、養生に使用するテープ類や、ローラー等の消耗品が含まれます。
ここが必要以上に少ないと必要な塗布量を少なくしたり、
塗装回数を減らしたりする、所謂「ゴマカシ」が発生します。
管理費:工事/工務管理、施工後のアフターサービス、メンテナンス(保証)、
(経費)
工事車両、塗装に必要な機械類や道具の維持管理、
事務所(ビルなどを持っていればそれも)の維持費用、通信費、
事務員、営業員等、職人以外に発生する人件費が含まれます。
間接的に工事の成果に関わる費用が含まれている部分です。
ここが必要以上に小さいと、現場管理、材料管理、機材管理の面で問題が発生し、
工事にも悪影響を及ぼします。
また、アフターサービス、保証に関する費用も含まれるため、
この部分の費用確保は重要になります。
広告費:テレビコマーシャル、新聞広告、折込チラシ、看板、ポスティングなど宣伝に関する費用
大規模な会社もしくは、営業活動のみを行い、実際の工事は下請けに任せる
会社ではこの部分が大きくなる傾向にあるようです。
営業マンへの報酬:一般的に営業マンのモチベーションを高めるために、
一定期間あたりの受注金額(利益)、件数、塗装面積等により
ランクが設けられ、ランクが上がれば上がるほど、
一時報奨金、歩合給が上がる仕組みになっているようです。
契約を取ることのみに専念し、あとは他人任せにすることで、営業効率を上げ、
月収200万円以上を稼ぐ営業マンもざらにいるという驚きの事実があります。
利益:全ての費用を差し引いた残りです。
※あくまでも一般的によく見られる傾向を表したものであり、全てがこのとおりではありません。
いかがでしょう。意外と感じられた方もおられるかもしれませんが、
まずは、概ねこのようになっているということを知り、工事業者選定の際に
お役立て下さい。
本当に心から納得、満足、安心出来る 外壁塗装リフォーム、屋根リフォームを お考えなら私たちにお任せ下さい。 |
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